Tarmacのディレイラーハンガー修正

砂井家には
自転車屋さん一歩手前の工具がイロイロあります

PWT ディレイラー直付けゲージ DAG46

コレ、何に使うか分かります?

知ってる人が居ても、コレを個人で持ってる人は少ないってか、ただの変態だと思います。


まだ自転車熱が上がったママなんで、ついでにイロイロ整備してました。

その時事件は起こったのデス!!(`ε´)


リアディレイラーを真後ろから見ると、アレ? ケージとカセットのライン、
なんか曲がってね? (;´・ω・)

知人に見せたら「気のせい」とバッサリ。

いやいや!曲がってるでしょ!少しだけど!よく見てよ!!

変速に影響はないですが、見つけちゃったら気になるわ~。

最近転んだりしてないんですが、たまに曲がるんですよねコイツ。


で、ハンガーを修正するため一度ディレイラーを外します。

ディレイラーのキズは数年前派手に前転して背骨が折れた時のモノです。

全治5ヶ月でしたがフェニックスの様に完治しました。


で、ホイールを一度付けます。

ちなみにホイールはローラー用に買ったシマノの鉄下駄

トレーニングには丁度いいカンジです。

安いし ( ´∀` )


このディレイラーハンガーに、


先程のナゾ工具を取り付けます。


まず、リアホイールの6時方向の間隙を下の細い棒をリムに当てて測ります。


細い棒に付いている左右の赤いゴムを中央に寄せてスキマを無くします。

リムの位置を測るんですよ。

この時長さも測っておくと更に良い感じ。

棒がズレても対処できますんでね。


今度はグルっと回して12時方向に。

ディレイラーハンガーはハブ軸とズレているので、そのまま回すと偏芯してタイヤに当たります。

上手く上下させて避けましょう ( ´∀` )


この時のリアホイールとの間隙を測るとズレているのが分かります。

僅かですが、ディレイラーハンガーがこの分変形しているんですね。

修正は原始的で簡単。

このままギューっとこの工具で曲げるだけ。

9時と3時方向でも同じことを行いますよ。


ほら!まっすぐでしょ?

え?変わってない?

いやいや!まっすぐになってるYO!!

心眼で見てよ!!


修正時の注意点 (・ω・)

ディレイラーハンガーは柔らかいアルミで出来ていて、ディレイラーに加わる外力に対して変形、破断する事で力を逃がします。

落車はモチロン、家からの出し入れで少しぶつけた程度でも曲がる事があります。

この修正作業を近所の自転車屋さんでして貰ったら工賃は1500円位。

以前はMTBレースで頻繁に曲げたのでチームで使って非常に助かってました。

今の使用頻度でも3回使えば元は取れるので、自転車好きならこの工具を個人で買っちゃうのもアリなのでは?

ただアルミ製ハンガーの修正は程々に。
アルミはヤング率が低いので破断しやすくなります。

大事な自転車なら予備のハンガーを持っておくべきでしょう。

もちろん私も持っていますが折れるギリギリまで酷使しますよ。

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